高円宮杯U-15とは?中学生年代の最強チーム決定戦!

サッカーの大会

高円宮杯U-15は中学生年代の最強チームを決める大会です。

中学校のサッカー部だけではなくクラブチームを含めた全チームのチャンピオンを決める大会ですが、どのチームでも出場できるわけではありません。

高円宮杯U-15のしくみと、出場資格のあるチームを紹介します。

 高円宮杯U-15のしくみ

高円宮杯U-15は短期開催の1回勝負のトーナメント形式大会です。

毎年、学校が冬休みに入る12月20日以降に1週間ほどで開催されています。

本大会に出場するのは全国9地域の予選を勝ち抜いた32チームです。

地域ごとの出場枠数は規定により決められています。

試合は前半後半40分ずつで行われ、80分で決着が着かなかった場合は10分ごとの延長戦を実施。それでも決まらない場合はPK戦を実施します。

選手の交代は5人まで認められています。

出場できるのは15歳以下で日本サッカー協会に登録している第3種(中学生年代)のチームに所属している全ての選手です。

規定を満たしていれば女子選手の出場も可能です。

高円宮杯U-15大会の出場権を得る方法

高円宮杯U-15の本大会に出場するには地域の予選を勝ち抜かなければなりません。

予選方式は地域によって違いますが、その年の地域リーグの成績などを加味して出場権を与えるケースが多いです。

出場枠7枠と全国で最も多い関東を例に挙げてご説明します。

まず関東ユースサッカーリーグの上位4チームには自動的に出場権が与えられます。

関東ユースサッカーリーグとはJリーグのクラブの中学生チームなどのクラブチームを対象としたリーグ戦です。

1部と2部に分けられており、1部の上位4チームが高円宮杯U-15に出場することになります。

残りの3枠は高円宮杯U-15関東大会を勝ち抜いた3チームに与えられます。

関東大会に出場するのは関東リーグの1部と2部の全チームのうち既に全国大会の出場権を得ている上位4チームを除いた20チームです。もう1つ都道府県の予選を勝ち抜いた28チームがあり、合計48チームで3枠の狭き門を争います。

出場チームを3つのブロックに分けて16チームずつのトーナメントを行い、各ブロックの優勝チームが全国大会出場となります。

関東大会に出場する為には都県の予選もあるわけですが、中学校のサッカー部はここから勝ち上がらなければなりません。

高円宮杯U-15はクラブと部活の境を越えた大会ではありますが、主体はクラブチームになっているのです。

中学生年代のサッカー環境

中学校世代では優秀な選手のほとんどはクラブチームを進路して選びます。

サッカーが強い中学校もありますが、全国で上位を狙えるような中学校はほぼ私立で学費も馬鹿になりません。

受験も突破しなければならないと考えた時に地元にクラブチームがあればそちらに進む選手はおおくなります。

高校であればプロ顔負けの設備が整っている学校もありますが、中学校ではそうもいきません。

またJリーグクラブの育成チームであればクラブのOBなどの元プロがコーチを務めていることも多く、選手にとってはプロを意識することもできます。

強豪クラブチームに入団することは誰にでもできるわけではなく、いわばサッカー界のエリートコースですが、中学生で本気でサッカーを続けていくのであればこのルートを選ぶのは王道となります。

高円宮杯U-15の全国大会まで進むようなチームの主力であれば、高校生になる時の進路の幅も広がりますので、小学生の早い時期から中学はクラブでと決めている選手も少なくありません。

高円宮杯U-15大会の傾向

大会の傾向としては勝ち上がるのはほとんどクラブチームとなっています。

2018年の大会などは、そもそも全国大会に出場した中学校は32チーム中2チームだけで、先ほど例に挙げた関東大会でも中学校で出場したのは1校だけという状況でした。

過去を振り返っても全国大会でベスト4まで中学校のチームが勝ち上がったのは2001年まで遡らなければならず、優勝はさらに10年遡った1991年です。

Jリーグの発足以降はJリーグのユースチームが席巻しており、その傾向は近年どんどん強まっています。

2018年大会はFC東京U-15深川が優勝しました。

FC東京はU-15むさしという別のチームも出場しており、育成が順調に進んでいることを感じさせます。

過去には日本代表経験もある宇佐美選手も得点王を獲得するなど、一流選手を輩出し続けている大会ですので、この中に未来の日本代表がいてもまったく不思議ではありません。

 高円宮杯U-15の観戦方法

高円宮杯U-15大会は現地へ行けば観戦は可能です。

2018年大会の準決勝と決勝戦は東京都北区にある味の素フィールド西が丘で開催されました。

アクセスも良く、Jリーグの試合も開催されたことがある会場です。

観戦は無料ですので、今後お近くにお住まいの方は未来のスターのプレーを生で観てみてもよろしいのではないでしょうか。

観戦者は保護者が多いためか、日本サッカー協会のホームページでは横断幕の規定などについても記載があります。

決勝戦のみですがテレビ中継もあり、2018年大会はBS朝日で生中継で放送されました。

その他の試合のダイジェスト版は日本サッカー協会のホームページから視聴することができます。

高円宮杯U-15大会が日本サッカーを支えている

中学生年代最高峰の大会である高円宮杯U-15は日本サッカーの底上げには欠かせない大会です。

すべての選手が目標にできる大会があるからこそ選手の成長に繋がっていきます。

日本サッカー界を支える高円宮杯U-15に是非注目してください。

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