高円宮杯とは?高校生・中学生のサッカーの最高峰の戦い!

サッカーの大会

高円宮杯は若い世代のサッカー選手の大会で、高校生年代の「高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ」と中学生年代の「高円宮杯 JFA 全日本U-15サッカー選手権大会」があります。

日本サッカーの将来を担う若い世代の頂点を決める大会として非常に重要な地位を占めています。

大会名の由来は高円宮家から優勝杯が下賜されていることからきています。

この記事ではU-18を中心に、若い選手の育成に大きな意味を持つ高円宮杯についてご説明します。

高円宮杯U-15大会の概要

大会に出場できるのは中学校のサッカー部、Jリーグクラブの15歳以下のチーム、その他の地域のサッカークラブとなっており、世代の全てのチームに門戸が開かれています。

地域のリーグや地区予選を勝ち抜いた計32チームが出場します。

高円宮杯U-15 大会の傾向

中学生年代ですと、クラブチームの方が有力な選手が集まりやすい傾向があります。

練習環境が整えやすく、Jリーグクラブのジュニアチームが複数あり、指導者のレベルも高くなりやすいです。

実際にここ25年以上クラブチームが優勝を独占しています。

高円宮杯U-18大会

U-18の大会は出場資格はU-15同様に高校のサッカー部からクラブチームまで幅広いものになっています。

しかし大会形式は長いリーグ戦など様々な要素が組み合わさっています。

高円宮杯プレミアリーグ

高円宮杯は高校年代最高峰のリーグ戦です。

東西で10チームに分けてホーム&アウェー方式のリーグ戦を行います。

そして東西それぞれの優勝チームが1試合形式のチャンピオンシップを戦いその年の年間王者を決めます。

2018年はウエストのサンフレッチェ広島ユースがイーストの王者である鹿島アントラーズユースを破り、高校No.1の称号を手にしました。

高円宮杯プリンスリーグ

プレミアリーグの2部リーグとしての位置付けでプリンスリーグがあります。

プレミアリーグとの入れ替え制を敷いていて、プレミアリーグのイーストとウエストでそれぞれ下位2チームは降格となり、翌年からプリンスリーグ参戦となります。
地域ごとのリーグ戦となっており、北海道、東北、関東、北信越、東海、関西、中国、四国、九州の9エリアに分かれています。

さらにその下には都道府県のリーグがあり、プリンスリーグの下位チームは都道府県リーグとの入れ替えとなります。

高円宮杯大会の意義

高円宮杯はどのような目的で生まれて、日本サッカーにどのような影響を与えているのでしょうか?
この大会は日本サッカーの育成年代の大きな課題を解決する意図があります。

異なる育成システムの交流

高校年代のサッカーは大きく2つに分けることができます。

1つは冬の高校サッカー選手権などに代表されるサッカー部としての活動。

もう1つがJリーグの下部組織などのクラブチームでのプレーです。

一長一短がありどちらが良いかはここでは論じませんが、基本的には別々の大会を戦っていて公式戦での交流はありませんでした。

また、選手個人でも両方の大会に登録することはできず、進路を決める段階でどちらかを選ぶことになっていました。

交流は少なく、目標とする公式戦が違うため育成方法にも違いがある2つのグループですが、同じ大会を戦うことでそれぞれの良さを取り入れていこうというのが前身の高円宮杯でした。

前身の高円宮杯は短期決戦で高校サッカー部とクラブチームが対戦する大会でしたが、発展的解消がされ、現在の高円宮杯となっています。

リーグ戦にする意義

現在の高円宮杯はリーグ戦がベースとなっていますが、ここに大きな意味があります。
高校年代の大会は短期決戦のものが多く、一度負けてしまえば終わりのトーナメント形式がメインでした。

そのため、下級生など新しい選手を試すのが難しく、選手の出場機会を奪うことになっていました。

戦術もまずは負けないことを重視した結果を重視したものになりやすく、技術よりも体力勝負となる部分が多く見られました。

それ自体が悪いとは思いませんが、やはり選手の可能性を広げるには弊害も多かったのです。

サッカー部もクラブチームも練習試合は多くこなしますが、やはり公式戦ほどの緊張感は求められません。

この年代の選手は真剣勝負を通して大きく成長しますので、公式戦の機会を増やすことはサッカー界全体にとっても大きな意味のあることでした。

高円宮杯の改善点

ここからはあくまでも私の個人的意見ですが、高円宮杯には大きな改善点があると思います。

それは認知度の低さです。

年代最高峰の大会であるにも関わらず、専門サイトなどで確認しない限り情報はほとんど入ってきませんし、そもそもそんな大会があることを知っている人はそれほど多くはありません。

チャンピオンシップの観客数を見ても9,800人程度と、同じ埼玉スタジアムで41,000人を集めた高校サッカー選手権決勝との差は歴然です。

選手強化の意味でも多くの注目を集めた緊張感がある中ですることで大舞台に強いメンタルが育つと思います。

高校サッカー選手権というプレッシャーのかかる大会経験者の方がワールドカップで活躍しているのも無関係ではない気がしますので、注目度の上がる工夫を期待したいです。

高円宮杯は未来のスターに会える

高円宮杯は未来のスター選手が登場するとても面白い大会です。

現在の日本代表選手の多くも、高円宮杯を経験して成長しました。

若い世代の代表選手などをチェックするにも最適ですので、是非ご自分の目で未来の日本代表を発掘してみてください。

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