FIFAワールドカップとはどんな大会?視聴・観戦方法についても紹介

サッカーの大会

4年に1度開催されるサッカーの祭典がFIFAワールドカップです。

FIFAワールドカップは各国がしのぎを削り素晴らしい戦いを見せてくれますが、楽しみ方はそれだけではありません。

ワールドカップはこれからのサッカーの未来の形を示すイベントでもあります。

それは全てがサッカーにとって良いものとは限りませんが、常に時代に合わせた変化が起きている表れでもあります。そしてそれがサッカーが人々を魅了し続ける理由です。
FIFAワールドカップがもたらした様々な変化についてご紹介します。

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FIFAワールドカップの テクノロジーの進化

ワールドカップは世界中の注目が集まるだけに一つ一つの判定についても物議をかもすことも多々あります。

より公平に、より正確なジャッジをしていくためには最新テクノロジーの活用は欠かせません。

2018年のロシアワールドカップではVAR(ビデオアシスタントレフリー)が話題となりました。
VARはビデオ判定のことで、際どいシーンはビデオですぐに確認して、ミスジャッジを減らそうという動きです。

PKやオフサイドのようなゴールに直結する判定で主に使われました。
試合の流れが止まる懸念はあるものの、公平な判定が可能ということで、今後大きな大会では常識になってくるでしょう。

テクノロジーの発達による確実なジャッジは人間味が薄れるという意見もあります。
誤審もサッカーの一部として受け入れる風潮もあり、それがサッカーを紳士のスポーツにしている部分もあります。

サッカー史に残る誤審に、1986年メキシコワールドカップでアルゼンチンのマラドーナ選手が手でゴールを決めた「神の手のゴール」というものがあります。

30年以上経っても語り継がれる誤審ですが、もし当時VARがあったならこの「神の手のゴール」は産まれなかったことになります。

もちろん反則は反則なので正しいジャッジをされるのが当然なのですが、それによって生まれるドラマも無くなるのは少し寂しい気もします。

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FIFAワールドカップ 戦術の変化

ワールドカップは新しい戦術が発展する機会ともなります。

古くは1974年西ドイツ大会でオランダが披露した「トータルフットボール」があります。

トータルフットボールは簡単に言うと全員攻撃全員守備のスタイルで、今でこそ珍しくない戦術ですが、攻撃と守備の役割がはっきりしていた当時には画期的な戦術でした。
ヨハン・クライフというサッカー史上屈指の名プレイヤーを擁していたこともあり、オランダは快進撃をみせ、決勝に進出。

決勝は開催国の西ドイツに敗れ優勝は逃しましたが、この大会はオランダが与えた衝撃が主役となりました。

近年ではポゼッションサッカーで頂点を極めた2010年大会のスペインがいました。
既にバルセロナがそのスタイルを確立し、スペイン代表としても2008年のユーロを制していましたが、ワールドカップを危なげなく優勝したことでその価値は高まりました。
しかしそれは追随するチームを産むと同時に対抗策を練るチームも作りだしました。

4年後のワールドカップ。スペインの初戦はオランダでした。

オランダは徹底的にポゼッションサッカーを潰すカウンター戦術を用いてスペインを粉砕。
研究され尽くしたスペインは結局その後チリにも負けて、グループリーグで姿を消すことになります。
画期的な戦術が生まれてはその対抗策が生まれる。

サッカーの戦術はこうして歴史を繰り返しながら進歩していくのです。

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日本のサッカー文化の変化

1993年にJリーグが開幕したことで起こったサッカーブームはわずか数年で潮目を迎えていました。

しかし1998年のワールドカップ初出場を経て2002年に韓国と共催でワールドカップを開催したことで日本に大きなサッカーの文化が出来上がったのでした。

サッカーが浸透

ワールドカップの時期や最終予選になると、渋谷などで大いに盛り上がる若者の姿をニュースで目にします。

私の感覚ですが日本のワールドカップ初出場の1998年フランス大会の時はそこまで異様な盛り上がり方はしていなかった気がします。

変化が起こったのは、2002年の日韓大会くらいからです。批判は多々ありますが、日本にもサッカー文化が浸透してきた感はあります。

盛り上がりは時代の影響もあるかとは思いますが、自国開催のワールドカップにより、ごくライトなサポーターにもサッカーが広まっていったということでしょう。

ワールドカップが残したもの

ワールドカップはJリーグチームにも影響を残しました。

特にワールドカップを機に建設されたスタジアムは地元のチームを大きく育てることになりました。
その好例がアルビレックス新潟です。

新潟もワールドカップの開催地で、イングランド代表が試合をし、ベッカムフィーバーもありサッカーへの注目度が上がった土地ですが、その熱狂はJリーグにも波及しました。
アルビレックス新潟の本拠地はワールドカップ用に建設されたビッグスワンでしたが当時J2だったチームにとっては収容人数約4万人は大き過ぎるスタジアムでした。
しかし経営陣の努力もあり、徐々に観客は増加。

2002年は惜しくも目前でJ1昇格を逃したものの、その翌年にアルビレックス新潟は大声援の後押しもありJ2を制して昇格を掴みとりました。
以後、チームは決して充実した戦力とも言えない中で2017年に降格となるまで、14シーズン連続でJ1を戦いました。

J2を制した2003年からその後の2005年まではJリーグ全体の年間観客動員数で1位を獲得するなど、J屈指の観客数を誇るチームとなりました。

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ワールドカップがもたらすもの

ワールドカップは世界最大級のスポーツの祭典です。

その力はサッカーそのものも変えることがありますし、時代にも大きな影響を与えます。
常に新しいサッカーが生まれ、世界中を魅了するスター選手も生まれます。

サッカーが好きな方なら世代ごとに思い出のヒーローがいるものです。
次のワールドカップは初の中東開催となるカタール大会です。

参加国数も増加する見通しですのでまた大きな変化が予想されます。
このワールドカップ後にサッカー界はどうなるのか。そんな点で予想しても楽しみは増えるでしょう。

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