サッカーの大会

ブンデスリーガとはどんな大会?視聴・観戦方法についても紹介

ブンデスリーガはドイツのプロサッカーリーグです。

バイエルン・ミュンヘンなど世界有数のビッグクラブがあり、日本人選手も所属しているクラブも多いので日本でも馴染みのあるリーグです。

またJリーグを創立した際にはリーグの健全さや企業色の薄さからブンデスリーガを参考にしており、日本にとっては師に当たるリーグとも言えるでしょう。
ドイツは2014年のワールドカップでも優勝するなどサッカー大国ですが、その強さの秘訣は国内リーグの強さにもあります。

ドイツが生んだハイレベルなサッカーリーグについてご紹介します。

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ブンデスリーガの概要

ブンデスリーガは1963年に当時の西ドイツで設立されました。

東西ドイツが統一された後は旧東ドイツのチームも参加することが可能となりましたが、実際は有力選手の多くは西ドイツの経営が安定しているクラブに移っていくため、ブンデスリーガ1部のチームのほとんどは旧西ドイツのクラブとなっています。

「ブンデスリーガ」の名称はドイツサッカーリーグ機構が運営している1部と2部だけで使われており、3部リーグ以下は別の名称となっています。

ブンデスリーガの育成

ドイツ代表は世界屈指の強豪ですが、これもブンデスリーガの改革による功績が大きいです。

2000年のユーロで惨敗を喫したドイツはリーグの改革を掲げ、ブンデスリーガの全てのクラブにユース年代の育成機関であるアカデミーの設立を義務付けました。

2006-2007シーズンからは外国人枠を撤廃することとなりましたが、その代わりに登録選手のうち12人はドイツ人でなければならないルールを設けています。

また国籍は問わないものの自クラブのアカデミー出身の選手も4人以上登録しなければならず、育成機関の充実がそのままチームの力になるようになっています。

ブンデスリーガの特徴

ブンデスリーガは日本人も多く所属していますが、他の国にはない特徴も多くあります。

Jリーグもお手本にしている部分も多々ありますが、その独自性についてご紹介します。

クラブ運営の方法

ブンデスリーガは一つの企業のみでのクラブ運営を認めていません。

「50+1」のルールがあり、クラブ運営の議決権はフェラインという会員にも与えられています。

そのため独善的な経営を行うことはできず、それぞれがクラブを良くするために意見をまとめていくという形になります。

外資の企業がクラブを持つこともできないため、プレミアリーグなどのように急激な資本が流入してくることもありません。

しかしこの密着型の経営がサポーターのクラブへの関心を高めることにもなり、ブンデスリーガの観客動員は世界一となっています。

報酬面では他国のリーグの方がもらえるかもしれませんが、この観客の前でプレーするということも選手にとっては魅力的であり、成長を促すことになります。

真面目な国民性も合わさり選手の大量流出もなく、ブンデスリーガのクラブは安定した経営を成り立たせることができるのです。

バイエルン・ミュンヘンの一強

ブンデスリーガは無理な経営ができないので資金力の差が大きく出ることになります。

その意味でバイエルン・ミュンヘンは圧倒的であり、それが成績にも繋がっています。

ドイツの選手にとって名門であるバイエルン・ミュンヘンでプレーすることは誇りであり、他のクラブで活躍した選手の多くが移籍をしています。

そのために、一時的に優勝をするクラブが現れても戦力の維持は難しく長い目で見るとバイエルン・ミュンヘン一強となるのです。

ブンデスリーガ選手の特徴

ドイツの選手は体格の良いタイプが多くパワフルなサッカーが特徴でした。

2010年代前半はドルトムントが高い位置からボールを奪いにいく「ゲーゲンプレス」を確立させて豊富な運動量と攻撃的な守備でリーグ連覇を果たしました。

その後、バイエルン・ミュンヘンがバルセロナで芸術的なパスサッカーを披露したグアルディオラ監督を迎え入れ、パスサッカーを展開しました。

小柄で俊敏な動きがある日本人選手はブンデスリーガでは特殊で、勤勉性と豊富な運動量でも貢献度が高いので、日本人を獲得候補に挙げるクラブは今でも多いです。

ブンデスリーガと日本人

ブンデスリーガは日本にとっても馴染みの深いリーグです。

日本人のプロサッカー選手第1号である奥寺康彦選手は1977年にケルンでプロ契約を結びました。
ケルンでは3年間プレーし、リーグ優勝も果たしています。

その後、移籍を繰り返しますが1986年までプレーし、ブンデスリーガで挙げた26ゴールは2014年に岡崎選手が更新するまで日本人最多得点でした。

日本人の活躍でセンセーショナルだったのはやはり2010-2011シーズンの香川真司選手でしょうか。
南アフリカワールドカップへの出場を逃して、雪辱を期す香川選手は移籍先のフランクフルトで躍動。
入団1年目は8ゴール、2年目も13ゴールを決めフランクフルトのリーグ2連覇に大きく貢献しました。
大柄なドイツ人選手の中で小柄な香川選手の機敏な動きは異彩を放ち、その後、ブンデスリーガでは日本人選手の獲得ブームが起こったほどでした。

香川選手の他にも長谷部誠選手や酒井高徳選手が所属チームでキャプテンを任されるなど存在感をみせています。
「ハンパない」大迫選手や2017-18シーズンにブレイクした若干21歳の伊藤達哉選手など、まだまだドイツでプレーしている日本人選手は大勢いて、例を挙げるとキリがないほどです。

日本人とブンデスリーガはとても相性の良いリーグとなっています。

日本も見習いたいブンデスリーガ

ブンデスリーガはリーグの理念など日本がお手本にすべき点は多くあります。

体格は全然違うものの、ドイツ人と日本人は気質も似ていますので日本としても参考にしやすいでしょう。

これまで多くの日本人選手がドイツで活躍してきましたが、ブンデスリーガと良い関係が結べていれば、もっと多くの選手がドイツでプレーすることになるでしょう。

それは日本サッカーの発展にも大きく影響することになりますので、そんな日が早く来るように応援していきましょう。

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